あきらめは人間をダメにする

リハビリに成功するかどうかは本人の意志によるところが大きい。 医学的には歩行訓練を根気よく続ければそのうち歩くことができる病状の人でも、 「いくら訓練したって元のようには歩けないだろう」と思い込んでしまうと訓練をサボり、 身を入れないため本当に一生歩けなくなってしまう。 こうした人は、家族や病院関係者が「頑張れ」といくら励ましても、 自分を悔やみ神を呪うだけで、障害を自分の力で克服することをあきらめる。 だからリハビリには心のケアが最も大切なのだという。
「自分なんてどうせダメだろう」と思ったら本当にダメになるということである。 何事も「継続は力なり」といわれるように、
つらくても続けることによって本物になる。
「私は雑談が苦手だ」「話し下手だ」「人前でのスピーチができない」と極力その場を避け、 逃げている限り問題を克服することはできない。話をするという機会は日常生活の中にいくらでもあり、 それに対して前向きにトライしない限り、いまの厚い壁を乗り越えることはできないのである。 チャンスがあったら、逃げないで「あるがまま」に立ち向かう。下手は下手なりに開き直ってやっていくうちに、 少しずつ場に慣れてきて、自信がついてくる。 雑談でもスピーチでも話すことに喜びを感じるようになるのである。

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